Save The World Lose The Girl, Midtown
![Save the World Lose the Girl [from UK] [Import]<br />Midtown](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000050XPI.01.MZZZZZZZ.jpg)
Save the World Lose the Girl, Midtown
ニュージャージー出身のバンド「ミッドタウン(Midtown)」のアルバム。ミッドタウンは僕の最も愛しているパンクバンドの一つ。
ミッドタウンのメンバーは、
Gabe Saporta: Vo&Ba
Heath Saraceno: Vo&Gu
Rob Hitt: Dr
Tyler Rann: Vo&Gu
実際にCDを聴く、あるいは上のメンバーのパートを見ればわかると思うのだが、ミッドタウンはドラム以外の全員がメインヴォーカルをとるという少し異色なスタイルのバンド。一番メインヴォーカルをとる機会が多いのはベースのゲイブだと思うが、3人とも似ているようでそれぞれに違う(当たり前か)声を聴かせてくれるので楽しいし、特にギターの二人:ヒースとタイラーのコーラスワークはよい。
ミッドタウンは既に3枚のアルバムをリリースしていて、この「Save the World Lose the Girl」は彼らのファーストアルバムにあたる。そして僕は、3枚のアルバムの中でこのアルバムが、彼らの最高傑作であり最高のパンクロックの一つだと思う。もちろん、残りの二枚のアルバムも好きだし良い曲多いのだが、アルバム全体を聴いたときの勢いやパッションはこのアルバムの持つものにかなわないような気している。少なくとも今の僕はそう感じている。
では、なぜ僕がそう思うかについてを書こう。
もちろん、音作りの面から見れば、このアルバムの音は以降の2枚のアルバムと比べて粗い。ドラムの音もパツパツしているし、全曲通して聴こえるギターの音色も同じような感じだ。でもその粗さや音の単調さも全く気にならないほどの勢いがこのアルバムにはある。僕の感じていることを率直に言えば、むしろその粗さが、かえってこのアルバムの持つ勢いを際立たせていると思う。
*ちなみにプロデューサーはMark Trombino. リリースはご存じ drive-thru records.
例えば、1曲目からこのアルバムの勢いは全開だ。
"God I wish I could hate you the rest of my life."
というメンバー全員のシャウトから始まる1曲目(ドラマーのロブも言っているのかはわからないが)は、パンクロックのアルバムの冒頭を飾った音楽としては最高の部類に入ると思う。シンプルなギターリフにのせてメンバーが掛け合うように歌うのを初めて聴いたときの衝撃はとにかく大きかった。そして一度聴いただけで好きになった。1曲目が終わるとそのまま流れるように2曲目へと続く。そして3曲目はポップなギターリフから始まりながら、"Who do you trust" というかけ声とともに曲調が少し変わり、ミッドタウンのヘヴィな側面をかいま見せる。また僕がこのアルバムで一番好きな曲は7曲目の"Such a person"という曲だ。その曲は、
"This isn't about you."
という歌詞から始まるのだが、たった一言そう言われるだけで、この曲で歌われている人がまるで自分のことのような気が僕にはしてくる。この曲の歌詞全体の意味に余りこだわらずに読んでも、例えば、以下の言葉は中々耳が痛いというか、僕の胸に響くものだった。
"It's too safe inside, you cannot realize."
"there is no end and no room for pretend."
全体の意味を無視するのは余り良くないが、例えば本を読んでいても、ある言葉、ある文だけが凄く印象に残ることってあるでしょう?ないかな…。
10曲目の"come on"も好きな曲の一つ。
またこれはミッドタウンのどのアルバムにも言えることだが、Vo&Ba のゲイブが書く詩はどれも中々よい詩が多い。多分この人はかなり自分の頭で考える人なのではないかと思う。ミッドタウンはこのファーストアルバムのみ日本版がないのだが、こういう詩にこそ対訳を付けるべきだと思う。(と言っても僕は、アルバム全体の調和を損ねるようなボーナストラックを付けたり、大して得るものが無く読むのも苦痛な解説をつけ、かつ高値にし、挙げ句の果てにはCCCDにしたりする国内版はとにかく止めればいいと思っている。対訳だって、例えば英語ならネットでいくらでもとれる(そういうサイトがある)のだから、日本でも無料の対訳アーカイヴみたいなのを作ればいいと思うのだが)。
このことは歌詞の内容と直接的に関係ないが、ミッドタウンのメンバーは全員ヴィーガンかベジタリアンらしく、アニマル・ライト運動にも関与しているようだ。(日本では菜食主義があまり取り沙汰されることはないけれど)。
話しが少し逸れてしまったが、僕がこのアルバムをこれ以降アルバムより評価している点を簡単に言うとこうだ。それはこのアルバムが、とにかく聴いていて心地よいストレートなパンクロックである、という点だ。最初の方で、このアルバムには勢いがある、と僕は書いた。なのにこんなことを書くと変に思われるかも知れないが、実はセカンド、サードアルバムにも勢いは十分にある。でもセカンドアルバムは勢いはあるけれどちょっと綺麗にまとまっている気がするし、サードアルバムはより演奏力や表現力がついていること認めるが、ちょっと曲が小難しいという印象を受ける。それに比べてこのファーストアルバムは音も歌詞もとにかくストレートで真っ向勝負な感じがする。それが聴いていてとても小気味よい。例えば、また歌詞の話しに戻るが、1曲目の"Just rock and roll"には、
"I'll never change, I love it just a same."
という歌詞が出てくる。今の僕の思う所から言うと、変わらないものなどないのだし、"I'll never change"とは言い難い。でも、そんな言葉をストレートに叫べる気持ちはちょっと羨ましいし少し共感する。そういうストレートさがこのアルバムには歌詞にも音にも詰まっていると思う。そしてその魅力は、もしかしたらこのアルバムでしか持てないものなのかも知れないと今では思うようになっている。というのも、例えば、さっき書いたこと――セカンドアルバムは勢いはあるけれどちょっと綺麗にまとまっている気がするし、サードアルバムはより演奏力や表現力がついていること認めるが、ちょっと曲が小難しい、ということ――は、言い換えれば、ミッドタウンが着実に成長している何よりの証拠ともなるからだ。でもそれがかえってミッドタウンの輝きを失わせていると言うのは、ある意味、ミッドタウンに対して無理なお願いをしていることになるのかも知れない。むしろ、そういう一瞬しか持てない輝きのようなものを、このアルバム「Save the World Lose the Girl」に閉じこめてくれたことをむしろ感謝するべきなんだろう、と思う。とにかく、強引にまとめると、音楽を聴く、あるいは、あるバンドを好きで追っていく、ということには、そういう風なことがままあるものなのだ(少なくとも僕にとっては)。さらに、ミッドタウンはこれ以降のアルバムでも、もう見限ろう、と思うほど僕の許容範囲を越えていないので、これからにもちょっぴり期待している。それどころか、4thアルバムは彼らにとってとても重要なものになると思っている。がんばって欲しい。(ていうかセカンドも好きッスよ。別に最後の最後でフォローしている分けじゃないッスよ。だってセカンドもタイトルがいいじゃん。「Living Well Is the Best Revenge」
なんだか最後は微妙になってしまったが、それもミッドタウンに対する愛ゆえに、だ(きっと本人たちにとっては余計なお世話だろうけど)。ゲット・アップ・キッズ(the get up kids)なんかの音楽とは少し毛色が違うが、僕はどちらも素晴らしいEmotinal Punk、または端的に素晴らしい音楽、だと思う。このファーストアルバムは、エモやパンクが好きな人でまだ聴いていない人がいたらとにかく聴くことをオススメする。
本当に最後になったが、試聴できる所を貼っておく。
■Amazon.com: Save the World, Lose the Girl: Music
■HMV - Midtown - Save The World Lose The Girl
*僕が今日紹介した「Save The World Lose The Girl」というアルバムはこの二つのサイトで部分的に試聴できる。Amazon.com の方がフォーマットが多く連続再生ができるので便利かも知れない。といってもどちらの音質もよくないが
以下は最新アルバム「For get what you know」の曲の試聴可。
■Midtown - Official website
*ポップアップウィンドウで最新アルバムの部分的な試聴。
■www.myspace.com/midtown
■purevolume | Midtown
ついでに
■www.myspace.com/drivethru
*相変わらず"the early november"の"decoration"という曲のrough demoが格好良い。roughなのにとても格好良い。いいなぁこの曲このイントロ。プラス「Socratic」というバンドの曲がよかった。また調べてみようっと。取りあえず彼らのOffcialweb はこちら。そこにPurevolumeへのリンクもある。気になった方は聴いてみて下さい。綺麗なポップパンク?
→Socratic official website.
ではオールヴォワール、モナミ。
P.S ちなみにセカンドアルバムが出たとき、メンバー全員の見た目の変わりようにとても驚いた。ファーストアルバムのジャケットでは、いいお兄ちゃんたち(タイラーはちょっとワルの目線も有り)だったのに、セカンドからはみんなとってもオシャレさん。特にドラマーのロブは見た目が変わりすぎてメンバーが代わったのかと思うくらいだった。
*でもサードアルバムのライナーに書かれていたのだが、ゲイブはセカンドのジャケット写真をあんな風にしたくなかったのだそうだ。
Sorry for being so long, でもほんとはごめんなんてちっとも思ってないのよさ(ピノコ)。
カラマーゾフの兄弟、ドストエフスキー
今日書くのはそれを読んだことについての覚え書き。しかもとても個人的な覚え書き。
僕には小さなことをくよくよと悩むというか考える癖がある。それは僕にとって長所でもあり短所でもあると思う。1年ほど前にも、あることがきっかけで悩んでいた。そのとき、その悩みを打ち明けた知り合いが僕に言った言葉がこうだった。
『そんなこと言ったって君、君が真剣にやろうと思っていることをやらないでどうするんですか。(・・・中略)ドストエフスキーの本の中でアリョーシャがこう言う所があります。「みんながそうだからと言ってあなたまでそうである必要はないのです」。(君の悩んでいることだって)同じことです。』
かなりうろ覚えだが、少なくとも言われたことの趣旨はこうだった。
僕はそう言われたとき、相当に目から鱗が落ちる思いをしたことを覚えている。そしてその頃、僕はまだ『カラマーゾフの兄弟』を未読だったので是非ともその言葉が出てくるシーンを自分で味わいたいと思っていた。そして上で言われた言葉が『カラマーゾフの兄弟』の中で出てくる正確なシーンを引用すればこうだ(特に前後の文脈を説明せずに引用するが、アリョーシャがコーリャに話しかけているシーンであることだけ伝えておく)。
アリョーシャは微笑の影さえもうかべずに言い出した。「あなたもすべての人たちと同じです」とアリョーシャは語を結んだ。「つまり。大多数の人たちと同じですが、ただみんなのような人間になってはいけません、ほんとに」
「みんながそうなのに?」
「そうです、たとえみんながそうであっても、きみひとりだけそんな人間にならなけりゃいいんです。それに、じっさい、きみはみんなと同じような人じゃありません。現にきみは今も、自分の悪いこっけいな点さえ、認めることを、恥じなかったじゃありませんか。まったく今日だれがそういうことを自覚しているでしょう? だれもありゃしません。そのうえ、自分を責めようという要求さえも起こさないんです。どうかみんなのような人間にならないでください。たとえそういう人間でないものが、ただきみひとりだけになっても、きみはそういう人間にならないでください」
――米川正夫訳、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
カラマーゾフの兄弟をちょっと読んでみようかな、と思った人はこちら
→『カラマーゾフの兄弟』
*米川正夫の訳よりも他の人の訳本の方がアマゾンでは手に入りやすいようです。例えばこれ(僕が上で引用した文は米川正夫訳ですが)、

カラマーゾフの兄弟 上 新潮文庫, ドストエフスキー (著), 原 卓也 (翻訳)
さて、ここでアリョーシャが言う「たとえみんながそうであっても、きみひとりだけそんな人間にならなけりゃいいんです。」という言葉の意味を僕はどう理解しよう。
ごくごく一般的に考えて、人は年をとるごとに「たとえみんながそうであっても、きみひとりだけそんな人間にならなけりゃいいんです。」と考えるのが難しくなると思う。そりゃ若い頃は変に斜に構えて、物事を斜めから見てばかりいたかも知れないが(少なくとも僕はそういうガキだった)、年をとればいつの間にか、良くも悪くもそういう風に考える気持ちも少なくなる。よく言えば、協調性を持ったり、他人の気持ちを推し量ることができるようになったと言うのかも知れないが、それとともに、どこか自分で考えるということを面倒な事として放棄してしまったような気もする。またあるいは、(これは僕自身がそうだったのだが)自分で考えることの大切さを知りながらも全体のことを気にする余り(他人の目を気にする、と言ってもよい)、却って「自分で考える」という一番大切な事ことができなくなり、自己のバランスを失なってしまっていた…。
さらに、これは僕だけが感じていることなのかも知れないが、いまどき物事を真剣に考えるということはある意味で余り流行らない。
例えば、ちょっとマトモなことを言おうとすると「堅苦しい」とか「詰まらん」とか「オモイ」とか「キモイ」とか言われるのではないだろうか。
はてさて僕個人の意見を言えば、そういう風潮は今に始まったことではないし、あらゆることに対して"Never mind!!"という姿勢(なだいなださんの言葉を借りれば「ジュ・マン・フーティスム」。つまりは「そんなこと知ったことか」・「勝手にしやがれ」・「それがどうした」・「それがなんだってんだ」主義)にある程度の理解も持っているし、僕自身「そんなことどうでもいいでじゃん」という姿勢を強く持っていた頃もあった(さっき言った、どうしようもない若いガキの頃とかね)。
*なだいなださんのこの言葉に関心を持った人は、『人間、この非人間的なもの』
しかしどうだろう? これは僕だけなのかも知れないが、逆に年をとればとるほど、「そんなことどうだっていいじゃん」と言える(思える)瞬間が減っていくように思う。だって世界は(世の中は)、僕が思っているほど、あるいは「そんなことどうだっていいじゃん」って平気で言えるほどいいものじゃないんだもの・・・。
そして、たとえそうであっても「知ったことか!!」と言えるのが、なだいなださんの言う意味での「ジュ・マン・フーティスト」=「そんなこと知ったことか主義者」だと思うが、どうやら僕はそう言えるような大人に成長しなかったらしい(これがいいことなのかどうかは、それこそ僕は「知らない」。でもそうなっちゃったんだもんね。ニヒヒ)。
でもそんな人――つまり上で言った意味での「そんなことどうだっていいじゃん」と言えない人――にも、現実に圧倒される瞬間は必ずやってくる。これはその人が妙にマジメぶっていたり、いい子ぶっているせいだからではない。ある意味では、自分が所属している組織の在り方に少しでも疑問を持つ人や、誰もが疑問に思わないこと、あるいはわかっていても仕方ないと受け流していることに少しでも疑問を持つ人には必ずやって来る(つまり、ふとした瞬間に自分の頭で考えてしまった人、その考えを拭いきれなかった人には必ずやって来る)。
そんなときですよ。アリョーシャの言葉がとても強い意味を持つのは。
「どうかみんなのような人間にならないでください。たとえそういう人間でないものが、ただきみひとりだけになっても、きみはそういう人間にならないでください。」
あるいは、僕の好きなバンド、アタリス(the Ataris)の歌の歌詞からとればこうだ。
"Don't ever compromise what you believe". (自分の信じていることには決して妥協するな)。
――The Ataris "Losing Streak" from their album "Blue Skies, Broken Hearts...Next 12 Exits"
もちろん、これらの言葉は実際の場面において具体的にどうしたらよいかという指針を与えてはくれない。でも僕は、実際にそういう場面におかれた人が悩んだり、もがいているということに共感するし、そういう人を尊敬します。だから、そういう人にこそアリョーシャの言葉を忘れないでいて欲しいと思う。そして、できればそこからどうするかということを考えて欲しいと思う(もちろん、その人がそうしたければですが)。そして、その人の周りにいる人たちも、そういう人がいることに気づいて一緒に悩んであげればいいと思う。こういうことは全くの理想で、僕が夢見がちなだけなのかも知れないが、少なくとも僕は、そういう態度の大切さを『カラマーゾフの兄弟』から学んだ(もちろん、学んだこと、考えさせられたことはそれだけではないが)。
また抽象的なことを言っているのはよくわかっているが、少なくとも僕にとって、生きるということはそれほど無味乾燥なものでもなければ、無感動なものでもないのですよ(そして恐らくは誰にだってそうだろう)。
「日々ダイナミック」
これが合い言葉で。(今思いついたということは秘密です)。
本当に個人的な覚え書きになったと思う。まぁそれはそれでいいか(こういうときこそ"Never mind").
では、オールヴォワール、モナミ。
Snow Borne Sorrow, Nine Horses

Snow Borne Sorrow, Nine Horses
■{ ninehorses.com } Nine Horses (official website)
僕自身もうリリースされたものだと思ってアマゾンを覗いてみたら、予約受付中になっていて違和感を覚えたが、ネットで調べてみると10/10だったリリースが延期になったという単純な話のようだ。
*延期になったという情報はこちらのサイトで知った。どうも有難う。以前にも良いサイトだと紹介したことのある素晴らしいサイト。
→WHO'S david sylvian / top
と言っても、海外のサイトを見ていると既にアルバムレビューなどもでていたので、海外では既に発売されているのかも知れないが。
それはともかくも、"Nine Horses"の情報が得られるサイトを少しピックアップ。
■CDJournal.com
■davidsylvian.net
*リリースの日付は変更されていないので注意。
上記のリンクを見て貰えばわかると思うが、「Nine Horses」の核となくメンバーは、
David Sylvian
Steve Jansen
Burnt Friedman
の3人。
ご存じスティーヴ・ジャンセンはシルヴィアンの実弟で、「JAPAN
」というバンドで以前シルヴィアンや他のメンバーと伴に活動していたドラマー。
バーント・フリードマン(burnt friedman)という人のことは僕が無知のせいで余り知らないのだが(この言い方おかしいね。無知なら何にもしらないだろ!と自分にツッコミたくなる)、既に貼っておいた「nine horses」のオフィシャルウェブサイトにジャンセン、バーント・フリードマンのウェブサイトへのリンクがある。フリードマンの方のサイトでビデオなどを見れば少しどんな音楽をやっているのかわかると思う。(一応ここにもリンクを貼っておく)。
■Burnt Friedman(official web)
ものすごく大雑把な言い方をすればラップトップ・ミュージック。あるいはアンビエント、エレクトロニカ…。と言葉ばかりを並べても仕方ないのでまたそのうちCDを買って聴いてみることにする。
(ネットで知った情報によればフリードマンのアルバムにシルビアンが参加していることもあるそうだ)。
*この情報はこちらで知った。WHO'S david sylvian というサイトともども日本語でデヴィッドの情報を知るには素晴らしいサイト。
→david sylvian catalogue
上記の3人を核にした他に、例えば坂本龍一や、スティーナ・ノルデンスタム(Stina Nordenstam):ストックホルム出身の女性歌手、バックヴォーカルで参加(簡単な情報は上記CDJournal.comの記事の中にリンクが貼ってある)。この女性の歌声もよい。またトランペットではノルウェーのトランペット・プレイヤー、アルヴェ・ヘンリクセン(Arve Henriksen)という人が参加しているようだ。
Arve Henriksenについてはこちらを参照。
■Arve Henriksen (アルヴェ・ヘンリクセン)
*来日されるのですね。でも新宿かぁ。rats!
例えば、ヘンリクセンは「Supersilent」というバンドのメンバーでもあるらしい。そのことにはこのページがとても詳しい。
では最後に一番大事な試聴できる所。一つは「Nine Horses」のオフィシャルウェブサイトでアルバムに収録されている各曲を途中まで。
■Nine Horses, Snow Borne Sorrow 試聴
もう一つは知っている人は知っているブートレッグサイト。
■Broken Sky
*ブートレッグに抵抗がある人は素通りして欲しい。ネットの情報は如何に選ぶかではなく、如何に切り捨てるかが肝心だと、昨日立ち読みした羽生善治
*僕自身ブートレッグのサイトをここで紹介するのはどうかな、と思って少し悩んでいたのだが、貴重な音源は貴重なものだし、よい情報は分かち合いたい。それにさっきも書いたように情報は自分で選べばいい。一番大切なのはアーティストへの愛を忘れずにということか。
01/17 05. 追記 上記のサイトはなくなったようです。
さらに最後にNine Horses,「Snow Borne Sorrow」を試聴した感想。
ある意味で、落ち着いたシルビアンらしい作品になっていると思う。というのも、(僕は好きだが)シルヴィアン個人の前作「blemish」は賛否両論だったらしいからだ(この辺のことは上記のdavidsylvian.netに書いてある)。「Snow Borne Sorrow」はNine Horsesのデビューアルバムだけに、きっと初めてシルヴィアンの音楽を聴く人にも受け入れやすいのではないかと思う。まぁとにかくアルバムを買ってよく聴いてみないとわからないが。
「アルバムを買う」ということに関連して書いておくと、僕は当初、このNine Horsesのアルバムを発売と同時に手に入れるつもりはなかった(今も発売と同時に買うかどうかはわからない)。というのも、僕が見た最初の頃はCDの値段がとても高かったから(UKからの輸入の場合は仕方ないのだが。少なくとも今の所は仕方ない)。ただ何回も試聴しているとしっかり聴きたくなるのも人情。何より僕はシルヴィアンの声の魅力にやられているからなぁ。うーん、悩む(この世の些事)。
ということでオールヴォワール、モナミ。気になった方は試聴してみてください。
P.S どこかのウェブサイトでどなたかが書いておられたように思うのだが、この「Nine Horses」というバンド名はどこから来たのだろう? 指輪物語(The lord of the Rings)のファンとしては、「九頭の馬」と言われると、
九頭の馬→九人の乗り手→黒の乗り手→指輪の幽鬼→ナズグル→『ナァァズゥゥグゥゥゥ!!(慌てふためく人々の声)』→『シャァァー!!!(ナズグルの声)』
という連鎖を思い浮かべて思わず頭を抱えたくなるのだけれど、相変わらずちょっと夢見がちすぎますか?hahaha.
P.P.S すべてを挙げ切れなかったかも知れませんが、色んな方のウェブサイトから情報を頂きました。どうも有難う。+今日素晴らしいコメントをくれたREVさんに感謝する。どうも有難う。
Pretty fun.
■56'sss
*videoを貼っているのでいきなり音が流れます。気をつけて。今貼っているのは、かなり以前に、このブログでも面白いと紹介したPuffyの"joining a fan club". (このPVをけっこう気に入っている自分を発見)。
*05. 10/22追記 と言いつつ、次の日には菅野よう子にBGMを変えました(マイスペースに菅野よう子のページがあることを発見できて幸せ)。
マイスペースで良いバンドを発見したり、何か面白いことがあったら知らせてください。
あと気づいたのは、多くの日本の芸能人のみなさんも各自マイスペースを持っているということ。日本人が余りアクセスしないせいか(その芸能人の情報を知ろうと思えばマイスペースに行くより公式サイトなどに行く方が手っ取り早いだろう)、どの人のマイスペースもあまり振るっていないというか、爆発的なアクセス数を記録していない。そのせいで、たまに「エッ、あの芸能人?」と思ってクリックしてみるとProfile viewの数が3000くらいだったりして、「これ本人(オフィシャル)?」と疑ってしまう。
さらに面白いのは芸能人同士が"Friends"としてマイスペースで繋がっている場合、システム上、有名人の名前も多くの一般人と同じように表示されるということ。"Tom"とか"Mike"という名前に混じって某芸能人の名前がローマ字で書いてあると、ちょっと面白いし、いっそう嘘くさい感じがする。
じゃ、そんな感じで。取りあえず報告終わり。
オールヴォワール、モナミ。
P.S 以前、友人の結婚披露宴に行ったとき、強運によりビンゴゲームで引き当てたスピーカー(DVDプレイヤーなんかにつなぐとDolby. digital Surround が楽しめますよ、というもの)があった。でも僕はDVDプレイヤーを持っていなかったので(DVDはPCで見ている)、これまでCDプレイヤーにつないで楽しんでいた。いわばCDプレイヤーのスピーカーが増えた状態になって、それはそれで結構だった。オウテカ、モグワイ、マイブラ、なんかを聴くと、音が多層的、あるいは奥行きが増して聴こえて心地よい。
昨日そのスピーカーとPCをつなぐプラグを買ってきたので、いよいよ僕もDolby君が楽しめるという運びになった(Jeff BuckleyのライブDVDなどを見返したい)。プラス僕のPCはノートで、まともなスピーカーを持っていなかったこれまでは、NetやDownloadした音楽を聴くのにヘッドフォンを使っていた。それも一挙に解決されてちょっと嬉しい。
という報告。友人に改めて感謝。有難う(ここを見てはいないだろうけどね)。
Jeff Buckley remembered.
それは世界のセレブリティ(この言葉を使うのには若干の気恥ずかしさを感じるが)、オーランド・ブルームがジェフを好きだと"Mojo Magazine"のインタビューで答えていたという記事(Newsletterからのcopy&paste)。
Orlando Bloom - Mojo Magazine
In the June 2005 issue of MOJO magazine, there's a reference to Jeff. Orlando Bloom was interviewed and when asked, "if push comes to shove, is your all-time favorite album?". He replied, "Jeff Buckley's Grace. I don't even have to think twice. Completely beautiful." When asked, "Which musician have you ever wanted to be?", he said, "If I was going to have a voice it would be like Jeff Buckley's, please. I'm not a musician and I'm very happy being an actor but that guy has had such a huge impact on my life."
世界のオーリーもジェフ好きだということが発覚。さすがレゴラスわかってらっしゃる(或いは男前は男前を知る)。このインタビューを見たことで、オーランド・ブルームの好感度がグンとあがった。
ということで、オーランド・ブルームのファンの人たちは是非ジェフの歌声を聴かなくてはならない。それはファンの義務だ。
それは言い過ぎだとしても、オーランドが上のインタビューで好きだと答えているジェフのアルバムはこれ。
![Grace (Legacy Edition) [LIMITED EDITION]<br />ジェフ・バックリィ](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0000029DD.01.MZZZZZZZ.jpg)
Grace (Legacy Edition), Jeff Buckley
オーランド・ブルームの人生に多大な影響を与えた歌声は、あなたの人生にも多大な影響を与えるだろう。少なくともジェフの歌声が僕の人生に与えた影響は、もはや拭い去れないものとなっている(拭い去るつもりもないが)。さぁ、すべての人よ。今すぐ彼の歌声のもとへ。
では、オールヴォワール、モナミ。
P.S 最近Myspace.comに潜入して、2、3の新しい情報も得ました。また折りをみて報告します。というか、マイスペースで知り合いになった方とMailを交換していたら(慣れない英語と話題がディープだったためか)、疲れてこっちの更新をさぼってしまった。まぁそんな時もあるということです。
P.P.S とりあえず4つあるローズマリーの鉢の内、2つを夜は家の中に入れてみることにした。机の上を片づけて、今PC(電脳)をカチャカチャやっている横に鉢を置いているのだけど、すぐ目につくところに緑があるというのは悪くないです。むしろ良いです。気が向いたらちょっとローズマリーの葉をさわって匂いをクンクンするのです。oh... that was so nice.
昨日は満月(Full Moon)でしたが誰か見た人はいましたか?中々どうして、綺麗に見えていたのですよ。
Came back from Thunder
さあ、戻ってきただよ。
from サムワイズ・ギャムジー(Samwise Gamgee). 『指輪物語』
このセリフも板に付いてきた気がする今日この頃、最果ての地(失礼。ただの比喩です)サンダーから帰ってきた。王の帰還。
そして風邪もだいぶ良くなった。よかったよかった。みなさま心配をおかけしました。特にやさしい言葉をかけてくれた方々どうも有難う。とても感謝しています(何もあげませんが)。
さて、サンダーへは決して遊びにいっていたわけではないのだが、今日は朝食の後一人でぶらぶらと散歩をした。去年も同じ場所を歩いた。
それはこんな所。



一番下の写真の場所で、これまた去年と同じようにヨガの本(だったかな?)で覚えた呼吸法(最初片方の鼻の穴から息を吐いて、その穴からまた吸って、鼻を指で押さえていったん息を止めて、逆の方から出すやつね)をやってみた。なかなかリラックスできた。よろしい。
ただもうここに来ることもないらしい。
それは別になんの感傷も呼び起こさないのだけれど、何となく携帯で写真をとってみた。
わずか一日半の遠征だったが、音楽がない(ipodとか気の利いたものをもっていないもので)生活はなかなか苦痛だった。
帰ってから今までに聴いた音楽は
Alkaline Trio. Pollen. Jeff Buckley. The New Amsterdams. The Get Up Kids. Nitin Sawhney. Rediohead.
さて次は何を聴こう?
Starsailor. にしよう。
こういうときが僕にとって素敵な時間なんだろうな(“幸せな”とは何故か言いたくない。ナゼ?)。本当一人で楽しめる人だ。with coffee.
では、オールヴォワール、モナミ。
P.S. そろそろ寒くなってきたので、ベランダのローズマリーたちを部屋の中に入れようかどうか迷っている。やっぱりまだ早いかな。ローズマリーたちは面倒見が良すぎたせいか、私の作った土の配合が良かったせいか予想以上に育ってしまった。来年はもっと痩せた土にして石灰でも混ぜてやろうかしら。そうそう、ハーブは痩せた土に植えるとサイズは小ぶりになるが匂いは強く発するようになるんですよ、モナミ。
Nick Drake,

Five Leaves Left, Nick Drak

Pink Moon, Nick Drake
僕はまだこの二枚しかニック・ドレイクを聴いたことがないのだが、どちらも甲乙付けがたいというのが本音。いや、本当は甲乙を付ける必要などないのだが、どちらを先に紹介しようかと悩んだとき、決めかねてしまった。
音楽的にははっきりとした違いがある。
『ファイヴ・リーヴス・レフト(Five Leaves Left)』には、ニック・ドレイクのアコースティック・ギター以外に多くのアレンジが施されている。面白いのは、『ファイヴ・リーヴス・レフト』に収録されている曲の多くをアレンジしたのは、正規のプロデューサーではないということ。最初、プロデューサーはリチャード・ヒューソンだったらしいのだが、そのアレンジに不満を募らせたニック・ドレイクは、ある日自分の友人で当時まだ音楽専攻の学生だったロバート・カービー(Robert Kirby)をプロデューサーとしてつれて来たらしい。このアルバムを実際に聴いて貰えればわかると思うのだが、ロバート・カービーのアレンジはとても良い。このアルバムのアレンジをしたときは全くの素人だったらしいだが、おそらくそう言われないと気づかないと思う。それくらい素晴らしいアレンジ。
この辺の事情は以下のサイトで知った。どうも有難う。
■sundayflute | introduction
*サイトのデザインもとても美しくて見やすい。ニック・ドレイクのことを詳しく知りたい人は、まずこのサイトからじっくり読めばいいのではないかと思う。素晴らしいサイト。
ロバート・カービーは、今で言えば、"Death Cab for Cutie"の Christopher Walla みたいな感じだったのかも知れない。Christopher Walla はデスキャブ・フォー・キューティーのメンバー兼プロデューサーなのだが、デスキャブがレコード会社の目にとまったのもバンドのフロントマン:Benjamin Gibbard の曲をChristopher Wallaがレコーディングした
カセットテープがきっかけだったらしい。ベンが作った曲も良かったのだろうけど、やはりクリスのアレンジや録音も良かったのだろう。
という情報はこのサイトで知った。どうも有難う。
■dcfc's life-style
*こちらのサイトのデザインも綺麗で見やすい。プラス管理者の方のデスキャブへの愛が伝わってくる素晴らしいサイト。
結局何が言いたかったかと言うと、良いプロデューサー、つまり良い音楽を聞き分ける耳と技術を持った人はいつの時代も貴重だということ。その人の力量次第で、あるバンドがスターダムにのし上がるということもままある。
さて、ではもう一つの『ピンクムーン(Pink Moon)』について。
『ファイヴ・リーヴス・レフト』と打って変わり、こちらのアルバムから聞こえるのはニック・ドレイクの歌と彼の弾くアコースティック・ギターとピアノの音のみ。アルバムはわずか二晩で録音され、このアルバムに「どんなアレンジをして欲しいか。」と尋ねられたニック・ドレイクは「どんなふうにもアレンジなんかしてほしくないよ。」と答えたのは有名な話らしい。ニック・ドレイクという人の人となりを伝えるエピソードなんだと思う。
アコースティック・ミュージックが好きな人や、レッド・ハウス・ペインターズ(Red House Painters)、つまりマーク・コズレック(Mark Kozelek)の作る音楽や歌声が好きな人に是非聴いて貰いたい。きっと気に入る筈(あるいはもう聴いている人も多いかも知れない)。
ニック・ドレイクの歌声と彼の作る曲はとても優しく、とても落ち着いていて、かつ物悲しい。僕はそれがとても好きだ。「暗い」と言われればそれまでだが、僕の感性に良く合う。雨の降る日や真夜中になると、何故かはわからないが、僕はこのアルバムたちを取り出してきて繰り返し聴いてしまう。
一度でも彼の歌の魅力に気づいてしまった人は、一生抜け出せないのではないかと思う。少なくとも僕はそう感じている。むしろ彼の声に捉えられてしまうのがとても心地よい。
では、オールヴォワール、モナミ。
駆け足で紹介したので十分に書ききれない所もあったが、それはまた次回の講釈。ガンダーラ。ニック・ドレイクの書く詩も素晴らしいので、そこにも注目して欲しい。僕は対訳を持ってないのでよくわからない所もあるが、わかる所から十分伝わってくる。それに何年かしたら、わからない所もわかるようになるかも知れない。
ニック・ドレイクの次はティム・バックリィを詳しく聴きたいなと思う。
"Myspace"にマイスペース。
実際登録してみると、僕なんかの場合のように音楽を発掘しようと思っている人には便利だと思う。ちょっと気になるバンドをお気に入りに登録できるようになるので、芋づる式に探して行くことが簡単にできるようになる。またそれをやってみて思ったのは、マイスペースの良さはメジャーなアーティストの音楽を簡単に聴けることにあるけれど、もっと良いのはどこのレーベルとも契約していないようなローカルシーンで活動しているアーティストの音楽が聴けるこということにもある。当たり前のことだが、在野にもたくさん良い音楽を奏でる人たちはいる。
でもマイスペースってちょっと無法地帯っぽい雰囲気もある。その辺は臨機応変に。
とりあえず、Jeff BuckleyのFans Groupに入ってみた。特に斬新な情報はなかったのだが。
マイスペースについてはそのくらい。マイスペースで日記を書いたりするかも知れない。ただその日の気持ちを書き殴るようなものをマイペースに。
ずっと雨が続いている。
雨は嫌いではないので気分的には別に構わないのだが、何だか体調がわるくなってきた。気温と湿気にやられるというのもあるし、雨が降っているので何処にも行かないで家にいると、食物摂取への欲求がなくなってくる。バナナとか食べて満足している。あとコーヒーを飲みすぎだ。
と、まぁそんなことはどうでもいいか。一人暮らしはいつもそんな感じよ。
じゃあ、久しぶりの日記はこの辺でおわり。
今日は少し続くよ。チェケラー!
Tango: Zero Hour, Astor Piazzolla
ピアソラに関心がないわけではない。ただどれから手を付けていいのかよくわからなかった。そんなとき音楽に詳しい知り合いに、その気持ちを打ち明けると、『まずこれを聴きなさい』と貸してくれたのがこのアルバムだった。

Tango: Zero Hour, Astor Piazzolla
*リンク先と画像が違うのは気にしなくてよい。綺麗な画像が使いたかっただけだから。
その人と話しているときに、僕がまだ"タンゴ・ゼロ・アワー"を聴いたことがないと打ち明けたら、『それは君、人生でもの凄い損をしているよ。』と強く、そしてきっぱりと断言されたのを覚えている。僕はそういう台詞が大好きなので、貸して貰えたときはとても嬉しかった。だって考えてもみて欲しい。この世に生をうけて聴いていないのを後悔するような音楽がある(それはきっと、僕にはまだたくさんある)なんて、胸が高鳴るしかないじゃないか。
聴いた。
初めて聴いた後は本当に動けなかった。この音楽を聴いていなかったことを後悔するどころか、生まれてきたことを後悔しそうになった。
僕は音楽の専門家ではないので、ピアソラがこのアルバムでやっていることのすべてを理解してはいないだろう。でもこう言える。
『完璧は存在する。』
これは友人のOmen氏がジェフ・バックリィの音楽を評して言った言葉だが、僕にしてみればその言葉はこのピアソラの音楽にも当てはまる。
その言葉が当てはまる数少ない音楽として当てはまる。
または、
『音楽のほんとうのねらいは人の心の奥で何が起こっているのかを抉り出すことであって、みんながなりたがっているものやお店で買いたがっているものに合わせることではないんだ。』
というジェフ自身の言葉もこのアルバムには当てはまる。
ライナーを読むと、ある時のピアソラのライブを見たギル・エヴァンスが『こんなすばらしい音楽を聴かせてもらったのは20年ぶりだ。今夜のことを忘れるには20年かかるだろう』と言ったらしいが、聴いた後はその言葉も誇張ではないと思える。
さて、では何が完璧かということについて少し触れておく。まず演奏が完璧なのは言うまでもない。細やかな音のニュアンスを感じれるし、一音一音がとても大切な音として聞こえる。例えば stop&go では、バンド全体の音が止まる瞬間の合わせ方に息を呑むような思いをするし、音が止まっている瞬間にも意味がある。というかピアソラの音楽からはその止まっている瞬間に意味を見いだすことができる。そして次に音が入り始める時の音色や音量も完璧だ。
拍の取り方とか、音の強弱の付け方は『もう参りました』としか言いようがない。聞こえてくる音色はメロディ音であるとともに、しっかりとしたリズムも持っている。そんな音を出す楽器同士が互いが掛け合うように演奏し合い、音と音がぶつかり合いながら一つの曲を作り上げていく様はすごいとしか言いようがない。そんなときは、ただもう聴くしかない。
また楽器同士の録音のバランスや音色にも完全を期されているのを感じる。音の遠近がはっきりしているというか、その時々で一番聞こなくてはいけない音が強調され、背景になる音もちゃんと聞こえてくる感じがする。演奏だけでなく録音バランスの良さも曲全体のダイナミズムを強調するのに役立っているのだろう。
というのが、今の僕の感想。気になった人には、とにかく聴くことオススメする。ある意味で、確かに人生が変わる(かも知れない)。何より音楽は聴かないと感じることができないし(多分。そうとも言い切れない可能性があることを僕は否定しない)、聴かないと音を思い出すこともできない。オギャーと生まれてから、聴いていないのを後悔するような音楽は、また思い出せるものとして記憶に焼き付けられるのが素敵(だと思う)。この記憶はいつでも僕のものだし、死ぬまで僕のものであって欲しいね。
■Piazzolla. Home Page.
では、オールヴォワール、モナミ。
中々ダイナミックな文章を書いたな、と我ながらちょっと感心する。恥とかもういいじゃん。生きてくことが恥だって(僕の場合)。書きたいこと書けよ、ね、私。はいそうします(脳内会話)。(今更なにをやっても)嫌な記憶は消えず、真っ白な明日はやってこない。
Jazz A Saint-Germain, Various Artists
![Jazz A Saint-Germain [Compilation] [from US] Various Artists](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000009RNT.01.MZZZZZZZ.jpg)
Jazz A Saint-Germain, Various Artists
このアルバム:Jazz A Saint-Germain(ジャズ・ア・サンジェルマン)は、色んなアーティストがジャズ・スタンダード(いわゆる名曲)をカヴァーしたコンピレーション・アルバム。このアルバムに収録されている曲のいくつかを僕は知っていたが、アーティストの方に関しては、ほぼ知らない名前ばかり。ジャケットが良かったのと、『誰か良いアーティストはいないかな?』という探求心で買ったアルバム。
■収録曲(曲名/アーティスト名)。
*全曲試聴するにはHMVのページが良い。
1. Summertime / Angelique Kidjo
2. Les Joyeux Bouchers / Catherine Ringer & The Renegade Brass Band
3. Lover Man / China
4. Watermelon Man / Dee Dee Bridgewater
5. I'll Be Seeing You / Francoise Hardy/Iggy Pop
6. Il N'Y A Plus D'Apres / Jazz Passengers/Deborah Harry
7. La Javanaise / Jacky Terrasson
8. Black Coffee / Patrick Kaas
9. God Bless The Child / Princess Erika
10. Autour De Minuit / Les Nubians
11. These Foolish Things / Jane Birkin/Jimmy Rowles
12. La Caravane - Brigitte Fontaine
13. Sophisticated Lady / Elli Medeiros
14. J'Suis Snob / Boris Vian (previously unreleased)
アルバム全体を聞いた感想はこんな感じ。
最初は1曲目のサマータイムだけがこのアルバムのハイライトのような気がしたけど、よく聴いてみると実は他にも良い曲がある。例えば、7. La Javanaise / Jacky Terrasson や 10. Autour De Minuit / Les Nubians.、13. Sophisticated Lady / Elli Medeiros など。カヴァーの仕方が面白いアーティストが多く、「単にジャズ・スタンダードを私も歌いました」という感じの曲の寄せ集めになっていないのにちょっと好感が持てる。ジャズの曲をアフロっぽいリズムや打ち込み(電子楽器)のビートで彩ってみたり、フレンチ・ポップ風にアレンジした曲もある。そして、3. Lover Man / China や 4. Watermelon Man / Dee Dee Bridgewater、6. Il N'Y A Plus D'Apres / Jazz Passengers/Deborah Harry や、8. Black Coffee / Patrick Kaas では女性ヴォーカルの歌声の魅力を発見することもできる。
コンピレーション・アルバムだけにさっと聴き流してしまうとちょっと期待を裏切られたような気持ちになるかも知れないが、一曲一曲をちゃんと聴いているとそれなりの良さを発見できるアルバムだと思う。
個人的な感覚としては、なんとなく"STAND BY ME"のサントラアルバム
ジャズが好きな人や、フランスのジャズってどんな感じなの?といったことが知りたい人は聴いてみて損はないと思う。しかしちょっと辛いことを書くと、普通のコンピ・アルバムの域を超えたすごいアルバムではないと思う。値段的にもそんなに安くない(今ならどこかより、HMVの方が安いので気を付けて下さい)。
『ジャケットが格好良かったし1曲目のサマータイムが気になったので何となく買ってみました。全部聴いてみると何となく良い曲もあったしそれなりに収穫もありました。』というのが率直な感想。決して買うのをオススメできないわけではないが、レンタルなんかで済ましたいレヴェル(おそらくレンタル屋にはないが)。僕がCDを持っていて友人が買おうかどうかと迷っていたら迷わず止める。僕が貸すから止めておけと言うだろう。あくまで普通のコンピ・アルバムなので、ここから気に入ったアーティストを掘り下げていくのに少し使えるかな、といった所。
取りあえず、中身の紹介はこんな感じ。微妙な紹介になってしまったが本音を書くとそうなってしまった…。
フォローもかねて、以下にちょっと気になった曲について感想を書いてみる。
1. Summertime / Angelique Kidjo
この曲が聴きたくて僕はこのアルバムを買った。僕は"Summertime"という曲がとても好きで"Summertime"と聞くと取りあえず反応してしまう。おそらく一番有名なのはジャニス・ジョップリン(Janis Joplin)の歌ったもので、それは"Cheap Thrills"
この"Summertime"は、アンジェリーク・キジョー(Angelique Kidjo)という女性が彼女の母国語?(出身は西アフリカ)で伸びやかに歌っている。アフリカの言葉の響き(発音)とアフロっぽい曲のアレンジがとても良い感じ。
■ANGELIQUE KIDJO (Official Website)
■HMVで試聴。
3. Lover Man / China
このChinaというアーティストのこともよく知らないが歌声はまぁまぁ良い。何となく"Emily Bindiger"の歌声を思い出させる歌声。曲調が似ているからかも知れないが、特にカウボーイ・ビバップのサントラ
5. I'll Be Seeing You / Francoise Hardy/Iggy Pop
名曲"I'll Be Seeing You "をFrancoise HardyとIggy Popがデュエット。フランソワーズ・アルディとイギー・ポップ、それぞれのアーティストのことに僕は詳しくないので何とも言えないが、別にデュエットにしなくても…というのが正直な感想。「まぁ聞きました」という程度の感慨。でもきっとそれぞれのアーティストの音楽は素敵なんだろうと思う。
7. La Javanaise / Jacky Terrasson
この曲の演奏は悪くないと感じた。Jacky Terrasson というピアニストの名前は記憶しようと思う。
10. Autour De Minuit / Les Nubians
"Autour De Minuit"は英語に直すと"Round About Midnight". "Round About Midnight"の演奏はマイルス・ディヴィスのもの
■Les Nubians(レ・ヌビアン)を紹介した日本語のページ その1。 その2。
■Les Nubians (Official Website)
13. Sophisticated Lady / Elli Medeiros
ちょっと倦怠な雰囲気を出すコミカルな演奏と、肩の力が抜けた独特の女性ボーカルがよい感じ。良い意味で人を食ったような雰囲気がする歌声。
■Elli Medeiros (Official Website)
*サイトまで人を食ったようなデザインになっている(笑)。クリックしたい所がちょこちょこ動いて定まらない。下の方にちゃんとコンテンツが書いてあるのに気づくまで難儀した。
■試聴はAmazon.fr で。その1。 その2。
*"FUGU"という曲を興味本位でクリックしてみたら本当にフグの歌だった。『君の名はFUGU〜』と歌っている。それ以下は聞きとれなかったがウケた。
まとめると、"Angelique Kidjo", "Les Nubians", "Elli Medeiros". なんかが今の所ちょっと気になったアーティストかな。オススメは"Les Nubians(レ・ヌビアン)". 是非彼女たちのオフィシャル・ウェブサイトで曲を聴いたりビデオを見たりして欲しい。たっぷり見たり聞いたりできるかなり気前の良いナイスなサイト。そして彼女たちの魅力が満載。
では、そんな所でオールヴォワール、モナミ。
終りなき夜に生れつく、アガサ・クリスティー

終りなき夜に生れつく, アガサ・クリスティー (著), 乾 信一郎 (翻訳)
クリスティーと言えば、有名なミス・マープルやエルキュール・ポアロの名が浮かぶが、この作品ではそのどちらも出てこない。そして作風も、推理小説というより普通の小説に近いような気がする。詳しく書くとこれから読む人の興を削ぐので書かないが、作品は地方に伝わる迷信(呪い)とその迷信に巻き込まれてしまう男女のロマンスを題材にしている。
率直に言うと、この作品は終盤までは余り面白くない。というか前半で描かれる主人公の性格が余り魅力的なものではなく、ともすれば主人公に共感できるのは、ある種の若者だけではないのか、という気がしていた(と言っても、理解できないような範囲の話ではなく、若い世代の人の方が主人公に共感しやすいかな、といった所)。むしろ物語の前半から中盤にかけては、主人公の魅力よりその妻となる女性の魅力と、いささか現実味を帯びない二人のロマンスが読ませるものになっている。
しかし物語も終盤になり、細やかな事実が語られ始めると一気に話が面白くなる。それまでに何となく読み過ごしていた伏線――登場人物の言葉(会話)や表情、行動など――が、どういう意味を持つものであったのかがわかるようになる(あるいは想像できるようになる)。その辺りのクリスティーの筆力はとても鮮やか。巻末の解説に、「クリスティー自身がこの作品を非常に気に入っている」と書いてあるのも頷ける。最後まで読む価値のある作品。
そしてこの小説のもう一つの魅力は、そのタイトルでないだろうか。原題は"Endless Night"なのだが、『終りなき夜に生まれつく』という邦題も悪くない。そして謝辞の後、最初のページを開いた所に引用されているウィリアム・ブレイクの詩がまた魅力的なのだ。
夜ごと朝ごと
みじめに生れつく人あり
朝ごと夜ごと
幸せとよろこびに生れつく人あり
幸せとよろこびに生れつく人あり
終りなき夜に生れつく人もあり
――ウィリアム・ブレイク 『罪なき者の予言』
これはブレイクの詩の一部抜粋なのだが、ちなみに原文はこうだ(Netで調べた。便利ね)。
Every night and every morn
Some to misery are born.
Every morn and every night
Some are born to sweet delight.
Some are born to sweet delight,
Some are born to endless night.
――William Blake, "Auguries of Innocence".
はっきり言って僕は、このブレイクの詩の持つ魅力に見せられて、『終りなき夜に生まれつく』を最後まで読んでしまった。そしてこの詩に何らかの魅力を感じた人は、この作品を読んで損はないと思う。
もちろん、この詩の言葉も作品の中でしっかりと生かされている。そこも良い。
以上。
では、オールヴォワール、モナミ。
一言文句を言えば、これはこの本にだけ限られたことでないのだが、上に貼った文庫(クリスティー文庫)の表紙は全く良くない。本の内容ともそぐわない。むしろ、イギリスの田舎で見られるような緩やかな丘の風景の方がずっと良かっただろう。別に僕がその風景を実際に見たとかどうかではなく、そういう表紙の方が内容と合うし、想像力をかき立てられる。本もCDと一緒でジャケット(表紙)は大事なのだ。そこの所を忘れて貰っては困る。
P.S. 音楽のことについて言えば、僕は最近、この前に買った"Talvin Singh"や"Nitin Sawhney"のアルバムをよく聴いている。インド音楽とダンス・ミュージックの融合が限りなく格好良い。まだどちらもアルバム1枚ずつしか聴いていないが、特にニシン・サウニーの"Philtre"
*僕はこれ系の音楽をもう少し幅広く聴いてみたいと思っています。漠然としたお願いですが、詳しい人がいたら是非教えて下さい。
TV: 「喜びは創りだすもの〜ターシャ・テューダー四季の庭」。再放送。
草木が好きな人・自然が好きな人・ターシャのファンの人・自然に溢れた生活に憧れを持っている人などは是非見ましょう。
■以前に書いたターシャについて触れた記事。
*ターシャ・テューダー(Tasha Tudor)がどういう人か少し書いています。
BSハイビジョンが映らない人もいるかと思います。そういう方は
10月10日(月)午前10:00〜11:50 BS2
でも再放送されるのでそちらをチェックして下さい。ちなみに僕はどちらも映らないので、知り合いにビデオ録画を頼みました。永久とまではいかないまでも、超お気に入りの保存版ビデオになることは間違いなしです。
僕が最近見返したターシャの本。

ターシャ・テューダーのガーデン, トーヴァ マーティン (著), Tovah Martin (原著), Tasha Tudor (原著), Richard W. Brown (原著), 相原 真理子 (翻訳)

ターシャ・テューダーの世界―ニューイングランドの四季, ターシャ テューダー (著), リチャード ブラウン (著), Tasha Tudor (原著), Richard Brown (原著), 相原 真理子 (翻訳)
庭や花の写真の充実度なら僕は上の本:『ターシャ・テューダーのガーデン』が好きです。でも解説を含めたターシャの生活の全体像を知るなら後者:『ターシャ・テューダーの世界―ニューイングランドの四季』が良いかと思います。後者はターシャの描いたエッチングを少し見たり、ターシャの作ったドール・ハウスについて知ることもできます。
■上記以外のアマゾンで買えるターシャの本。
では、オールヴォワール、モナミ。
この番組を見逃すと本当に損ですよ(と僕は強く思う)。
ターシャ・ファンが増えることを祈って。
P.S. なんと録画をお願いした知り合いの家は、実はハイビジョンが見れなかったらしい(面白かったけどソコちゃんと確認してからOKって言ってよね)。番組表にナイナイ!とか言われたらこっちも焦っちゃうでしょ。あーハラハラした。ということで、僕も10日のBS2での放送までおあずけ。チャンチャン♪
Good News from PunkRockVids.com
演奏された曲は「Soul Meets Body」で、前回と同様「Late Night with Conan O'Brien」という番組での演奏(9/27. 05)。相変わらず良い演奏だった。
今回はちょっと変則的で、デスキャブのライブビデオは「PunkRockVids.com」のMyspaceの方にupされていた。それはここ。
■www.myspace.com/punkrockvids
ビデオはページのちょっと下辺りにあります。右クリックでも左クリックでもいいので、しっかり「Download」しておきましょう。
*ちなみに、ライブ映像の終わりに「PunkRockVids.com」の文字と共に、ちょっとだけ流れる音楽は、おそらく「Refused」の"New Noise"という曲です。→burningheart.com/Refused.のページ。"New Noise"のPVが素敵。
本家「PunkRockVids.com」の"News"に書いてあったから気づいたけど、見逃していたら悲劇だった。危ない危ない。でも見れて満足。
Thanks, PunkRockVids.com.
New Album.

Plans, Death Cab for Cutie
■Death Cab for Cutie, Official Website
■www.myspace.com/deathcabforcutie*ページの下の方で'Soul Meets Body'のPVが見れます。
では、オールヴォワール、モナミ。
Orange Rhyming Dictionary, Jets to Brazil
![Orange Rhyming Dictionary [from US] [Import] Jets to Brazil](http://images-jp.amazon.com/images/P/B00000DAMC.01.MZZZZZZZ.jpg)
Orange Rhyming Dictionary, Jets to Brazil
これは三作リリースされている彼らのアルバムの一作目。
ジェッツ・トゥ・ブラジルのメンバーは、
Blake Schwarzenbach, Vo, Gu, Key
Brian Maryansky, Gu
Jeremy Chatelain, Ba, Vo
Chris Daly, Dr, Percussion
だが、1stアルバムである今作:『Orange Rhyming Dictionary』に、Brian Maryansky, Gu は参加していない。1stはBrian抜きの三人で録って、2nd以降Brainが加わり4人になった。
■日本語の紹介サイト
■Jade Tree | Bands*所属レコードレーベルのバンド紹介ページ。
僕はアタリス(the Ataris)のクリス(Kris Roe)が『Jets to Brazil』の音楽を好きだと言っているのを読んで聴き始めた。でも、Blake Schwarzenbach の名前を聞いて既にピンときている人もいるかも知れない。Blake Schwarzenbach は『Jawbreaker』というバンドのフロントマンだった。ジョーブレイカーは1996年に解散している。僕は詳しく知らないのだが、どうやら素晴らしい歴史的なバンドだったらしい。アタリスが1stアルバム『Anywhere But Here』
ジェッツ・トゥ・ブラジルの音楽を一言で言うと、とても渋いメロディのポップソングだ。ジャンルはエモなのかパンクなのか、そのどちらとも言い難いけど、とにかく格好良い音楽であることは保証できる。僕の知る限り、"Jets to Brazil"のような音楽を聴かせてくれるバンドは"Jets to Brazil"以外にいない。これは当たり前のことを言っているのでなく、『このバンドはあのバンドに似ているな。』というような、よくある連想も"Jets to Brazil"の音楽には当てはまらないのだ。そんな曲を作り上げ、歌う Blake Schwarzenbach の才能にはとにかく脱帽させられる。
僕は、このBlake Schwarzenbach という人の歌声をとても愛している。少ししゃがれた、枯れたような歌声がとても素朴な響きを持っており、時に力強さも感じさせる。彼は僕の敬愛するヴォーカリストの一人だ。
このアルバムでは9曲目の"King Medicine"を筆頭にして、どの曲も"jets to Brazil"節とも言える素晴らしい音楽を聴かせてくれる。中でも僕が一番好きな曲は、11曲目の"Sweet Avenue"という曲だ。この曲は『Orange Rhyming Dictionary』の最後を飾る曲で、シンプルなアコースティック・アレンジとBlake Schwarzenbach の歌声がとにかくやさしい。+ドラムなどバンドの演奏も素晴らしい。僕は一時期、気分が落ち込んだとき、この曲ばかりをよく聴いていた。歌詞もすごくいい。実を言うと、今日このアルバム:『Orange Rhyming Dictionary』を紹介したのもこの曲:"Sweet Avenue"が好きだからだ。
さらに付け加えておくと、"jets to Brazil"のすごい所は、このアルバムだけでなく、残りの二作も素晴らしいアルバムだという所。先に書いたように、『Orange Rhyming Dictionary』は彼らの1stアルバムなのだが、2ndアルバム、3rdアルバムになっても彼らの音楽は輝きを失っていない。またそのうち、残りのアルバムについても書くかも知れない。ちなみに
■2nd:『Four Cornered Night 』
■3rd:『Perfecting Loneliness』
パンクやエモが好きな人で"jets to Brazil"を聴いたことのない人は是非聴いて欲しい。多分ずっと愛せるバンドの一つになる筈だ。
では、オールヴォワール、モナミ。
少し気になったのは、レコードレーベルのバンド紹介のページで、[1997 - 2003]と書いてあったこと。もしかして"Jets to Brazil"はもう解散してしまったのかな。そうだとしたら残念だ。sigh.

